PRESCRIPTION RESTRICTIONS

オンライン診療で
処方できないお薬

2026年4月1日の医療法施行規則の改正により、オンライン診療のみで診療を行っている医療機関では、麻薬及び向精神薬を処方できないこととされました。当院はオンライン診療専門のため、この対象にあたります。対象となるお薬と、これまでどおり処方できるお薬をご案内します。

監修:和泉 祥大 医師(一般社団法人誠雲会 日本橋クラウドクリニック 院長)/最終更新日:2026年9月13日

何が変わったのか

医療法施行規則第9条の6の13第3項(2026年4月1日改正)により、オンライン診療においては、麻薬及び向精神薬取締法に規定する麻薬・向精神薬の処方が原則としてできないこととされました。

2026年4月21日付けの厚生労働省の疑義解釈においても、オンライン診療のみで診療を行っている場合、麻薬・向精神薬の処方はできないことが改めて示されています。

これは医療機関ごとの判断ではなく、法令によるものです。

当院の方針が変わったわけではありません。オンライン診療のみで診療を行っているすべての医療機関が対象です。

処方できないお薬(一例)

代表的なものを挙げています。実際の該当有無は、成分・分量により異なります。具体的なお薬については、診察時に医師までおたずねください。

抗不安薬

一般名 主な商品名
エチゾラム デパス
アルプラゾラム ソラナックス、コンスタン
ジアゼパム セルシン、ホリゾン
クロチアゼパム リーゼ
クロルジアゼポキシド コントール、バランス

睡眠導入剤(睡眠薬)

一般名 主な商品名
ゾルピデム酒石酸塩 マイスリー
トリアゾラム ハルシオン
ブロチゾラム レンドルミン
ゾピクロン アモバン
エスタゾラム ユーロジン
ニトラゼパム ベンザリン、ネルボン

中枢神経刺激薬

一般名 主な商品名
メチルフェニデート塩酸塩 コンサータ、リタリン

医療用麻薬

一般名 主な商品名
モルヒネ・オキシコドン・フェンタニル・コデイン(一定量以上)など 医療用麻薬性鎮痛薬・鎮咳薬

処方できるお薬

上記に該当しない、内科・皮膚科の一般的なお薬については、これまでどおりオンライン診療で処方が可能です。抗菌薬、アレルギー治療薬、外用薬などが該当します。

どのようなお薬が適しているかは、症状や経過をうかがったうえで判断します。

よくあるご質問

Q. オンライン診療で睡眠薬や抗不安薬を処方してもらえますか。
A.

処方できません。2026年4月1日の医療法施行規則の改正により、オンライン診療のみで診療を行っている医療機関では、麻薬及び向精神薬取締法に規定する麻薬・向精神薬を処方できないこととされました。当院はオンライン診療専門のため、この対象にあたります。対面診療を行っている医療機関へご相談ください。

Q. これまで処方されていたお薬が、急に処方できなくなったのはなぜですか。
A.

法令の改正によるものです。医療機関ごとの判断や方針の変更ではありません。2026年4月21日付けの厚生労働省の疑義解釈でも、オンライン診療のみで診療を行っている場合は処方できないことが改めて示されています。

Q. 対面診療なら処方してもらえますか。
A.

対面診療を行っている医療機関であれば、医師の判断により処方が検討されます。当院はオンライン診療専門のため、対面での診察は行っていません。お住まいの地域で対面診療を受けられる医療機関へご相談ください。

Q. 咳止めは処方してもらえますか。
A.

コデインを含む咳止めのうち、一定量以上のものは医療用麻薬にあたるため処方できません。それ以外の咳止めは、症状や経過によって処方を検討します。

Q. 処方できるお薬には、どのようなものがありますか。
A.

上記に該当しない、内科・皮膚科の一般的なお薬はこれまでどおり処方できます。抗菌薬、アレルギー治療薬、外用薬などが該当します。

根拠となる法令・通知

  • 医療法施行規則 第9条の6の13 第3項(2026年4月1日改正)
  • 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(令和8年4月改訂)
  • 医政発0327第5号(令和8年3月27日付)「医療法等の一部を改正する法律の一部の施行等について(オンライン診療関係)」
  • 厚生労働省 疑義解釈(令和8年4月21日付)